吉祥寺でちょっと贅沢なランチをいただきました。ル・ボンヴィボン(Le Bonivant)は、予約必須のコースのみを提供しているフランス料理屋さんです。
当日の朝に思い立って電話で予約したのですが、席を確保していただけました
今回は、ル・ボンヴィボンのランチコースを2人で利用したレビューをお伝えします。
ル・ボンヴィボンの基本情報
ル・ボンヴィボンは、吉祥寺の東急百貨店裏の、いわゆる「東急裏」とよばれるエリアにあります。この辺りには、落ち着いた飲食店がたくさん立地しています。
創業は1978年とのことで、かなりの歴史があります。長野県・軽井沢にも同名のお店が存在しますが、このレストラン出身のシェフが独立されたそうです。
外観からは小ぢんまりとして見えましたが、店内は意外と広かったです。食べログによると50席と記載がありましたが、恐らくコロナの影響で席数を絞っていました。それでも、6~7組は入店できそうな広さがありました。
ランチは税込4840円のコースのみ
最近、ランチタイムでもコースのみの提供にスタイルを変更したようです。
Googleマップや食べログでは、アラカルトが選べた時代のレビューがまだ残っているため、レビューを見て来店した方は、コースメニューの値段にびっくりするかもしれません。
ランチは税抜4400円のコースのみでした。サービス料はかからなかったので、税込4840円です。また、その他にワンドリンクをオーダーする必要があるとのことでした。
僕たちが訪れたのは、2022年10月30日(日)です。この日のランチコースの構成は以下でした。
- フォアグラと鴨のスープ
- じゃがいもと豚のタパス
- 鹿肉のテリーヌ
- サワラとビスクリゾット
- ローストポーク
- (デザート)りんごのケーキとアイスクリーム
ランチコースの紹介
この日のランチコースの構成を、写真とともに紹介します。
フォアグラと鴨のスープ
フォアグラの風味がかなり効いたスープでした。鴨の風味はわずかに感じる程度。脂っこさが強く、僕は正直苦手でしたが、同行者は「美味しい」と言っていました。
後述するパンがかなり美味しかったので、このタイミングで出てきてくれていたら、脂っぽさが中和されて良かったのにと後で思いました。
じゃがいもと豚のタパス
素手でつかんで食べるタイプのお皿です。下に添えられているのは手を拭くためのナプキンで、気が利いています。薄くスライスされたじゃがいもに、甘めのソースが絡んだ豚肉が乗っていて、美味でした。見た目にも可愛いです。
鹿肉のテリーヌ
鹿肉はあまり食べたことがありませんでしたが、上に乗っているバジルと、下に敷いてあるバルサミコ酢のおかげか、まったく臭みを感じませんでした。
3種類のソースが中に入っていて、特にマスタードソースの粒粒とした感じが鹿肉の旨味を引き立て、美味でした。
サワラとビスクリゾット
個人的には最も気に入ったお皿です。サワラは皮が軽く炙ってあり、風味が良くなっています。
また、サワラのあっさりとした旨味と、ビスクリゾットのしっかりとした味の相性が良いです。素材の味を楽しむことができる料理でした。
このタイミングで、焼きたてのフランスパンが提供されました。パンはお代わり自由で、希望すればバターもいただけました。このパンがさっくりとしてかなりレベルが高いものでした。
ローストポーク
今回のメインはローストポークでした。肉厚で食べごたえがあります。味はあっさりとして、下味もわずかに付いている程度だったと思います。
しつこくない味だったので食べ切れましたが、提供される量の多さに対して、味がシンプルすぎるかなとも感じました。
(デザート)リンゴのケーキとアイスクリーム
5皿のコースと伺っていたので、てっきりローストポークで終了と思っていたら、デザートが提供されました。ケーキの上のリンゴはかなりしっかりとした焼きの入ったもので、甘みが引き立てられています。アイスクリームは、とても滑らかで生クリームのようでした。
リンゴの味がかなり強いので、アイスを乗せて食べると言うよりは、別々に食べたほうが楽しめました。
デザートとともに、コーヒーまたは紅茶を選ぶことができました。私たちは共にコーヒーを選びました。
まとめ
いかがでしたか?今回は「吉祥寺で贅沢フレンチを味わう 南欧料理 ル・ボンヴィボン」をお伝えしました。
ランチでひとり税込4840円(プラス・ワンドリンク)という値段設定は、吉祥寺という立地ではかなりお高めです。ただし、食後にデザートやコーヒー・紅茶もついて、とても満足感のあるコースでした。
また、焼きたてパンがサクサクで美味しく、ついおかわりしてしまいました。
コースの構成は毎回異なるとのことなので、次回も楽しみにしたいと思います。
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